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【雑記】日経ビジネス「寝るな日本人」を読んだ

「寝るな日本人」、果たして大げさか

バブル期と現代、時代の流れ

一部で噂になっていました日経ビジネスの特集、「寝るな日本人」。

大胆な特集名ですが、内容はちょっと考えさせられる内容でした。

若者の需要変化

そもそもこの特集自体が「バブル期と現代」を比較しているので、需要は減って当然というのが前提にあります(当然特集内でも触れていますが)。

稼いだ金を使うのも大変、というのは今は昔。日々の暮らしが精一杯で貯金すら困難、かつ若者人口そのものが減っている現代で、バブル期と同じような考え方が通用するはずはありません。

 

とは言うものの、別に若者が全く遊ばなくなったのかというと、そんなことはないと思います。いつの時代も若者たちは、ちょっと無茶で危なくて、それでも楽しい遊び方を見つけてしまうもの。その変化がこの10~20年で大きくなった、ということではないでしょうか。

特集内容

で、肝心の特集内容ですが、移り変わる若者需要とともに、様々なビジネス面の変化を取材しています。

例えば、夜の遊び・歓楽街の客が減っていること。都心の交通網発達により車需要が減り、かつてのドライブデートスポットも衰退していること。SNSの発達により直接友達と会う機会が少なくなっていること。などなど。

 

これらに対して、外国人需要に目を向けたり、経営戦略を昼間需要に向けたり、といった企業努力を特集しています。

時代の流れに合わせて企業の方針を検討するのは当然ですが、その裏にある需要変化の原因まで考えなければ、先を見通すことは困難です。果たしてこの先、これからの若者世代は、どのような変化を遂げるのでしょうか。

思うこと

読んだ感想ですが、バブル期を知らない世代ではありますが、確かにその時期と比較すると相当需要は減っているのかなとは思います。

我々の世代でも夜通しクラブで踊り続けいているようなパーリーなピーポーは存在していますが、比率としては少数派です。夜の街での消費をする人々は減っているでしょうし、田舎の若者は山へドライブしていたりしますし(これは一部だけか)。

fcg.hateblo.jp

 それでも、若者が遊ばなくなったかというと、冒頭にも書いた通りそんなことはないわけで。遊び方、ひいてはコミュニティーとコミュニケーションの形態が変化したことにより、「夜の街の消費」が減っているという結果になっているのかなーと。バブル期と比較して単純に金が無い、というのも一原因だとは思いますけど。

 

世代によって物事の感覚が異なるのは当然です。ソシャゲに何万と課金する気持ちが分からない世代もいれば、一晩で何万も飲み代に使う気持ちが分からない世代もいて当然。もちろん「世代」なんて枠組みは関係なく、個々の思いがまずあることは前提で。

 

特集では、夜の街の衰退は国家の衰退へ繋がる、と喚起されています。

経済が回ることについては良いことですが、収入面で当時とは相当格差がある現代の若者にそれを求めるのはどうなんだろうなぁ、というのが正直なところでした。

 

……そういえば特集内で「若者の恋愛事情に詳しいTENGA社長」の意見が掲載されていて不意打ちを喰らいました。そりゃ詳しそうだけど、日経ビジネスでまさかTENGAという文字を見るとは。

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