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【感想】個人的な脳噛ネウロの犯人ベスト5(1)

数多の犯罪者たち

※あくまで個人的な意見です

連載終了から結構な時間が経ちますが、今なお色褪せない奇作である「魔人探偵脳噛ネウロ」。

単行本を持っているのに文庫版も買い揃えるほど好きなのですが、個人的に好きな犯人について書いてみようかと思います。

事件によってシリアスとエンターテイメントの振れ幅が大きいので、エンターテイメント部門とシリアス部門に分けて。とりあえず今回はエンターテイメント部門を。

※特に画像を付ける訳でもないので、既読者じゃないと分からないと思います

エンターテイメント部門

第5位

エンターテイメント部門第5位は「江崎志帆」。名前だけだとピンとこないかもしれませんね。「HAL事件で出演した春川研究室の女」と言えば分かるでしょうか。そう、貫通願望の彼女です。

劇中ではまるで活躍しなかった彼女ですが、春川教授にとどめを刺す際のインパクが大きかったのでランクイン。

HALが「春川教授はわざと避けなかった」とか言っていた気がしますが、あんな迫り方されたら避けられませんぜ。

第4位

第4位は「穂村徹行」。伝説の大犯罪者・葛西善二郎の親戚であり、葛西に「徹っちゃん」と呼ばれていた男です。

彼はHALの電子ドラッグの被害者であり、毒が抜けた後は「炎で誰かが苦しむのは見たくない」とまで言っており、悪人ではない模様。

……しかし初っ端のインパクト、そして再覚醒した際の更なるインパクがあったのでこの順位に。

第3位

お次の第3位は「HALⅡ」。これまたマニアックで忘れ去ってしまった人もいるかもしれません。

HALのバックアップから一部復元されたプログラム人格ですが、性能はオリジナルに大きく劣る。そのうえHALの目的も思想も全て忘れているのですから、全くもって役立たずでした。

登場からわずか数ページでXに解析・消去されてしまう不憫さからランクイン。

第2位

さて、第2位です。第2位は異国からの留学生、「デイビッド・ライス」。

彼はもう存在のギリギリっぷりがたまりませんね。国家の件とか。具体的に母国がどこなのかを出さない辺りに、作者が楽しんでいる感じがあります。

ナチュラルに毒ガスや拳銃持っていたりと、ツッコミどころが満載の彼。君の母国では普通に売っているのかもしれないけど、日本でどうやって入手したんだろう。

その後のHALの件でもですが、どことなく作品内ではあの国に対するイメージが……いやなんでもない。

第1位

エンターテイメント部門の第1位はこの人しかいないでしょう。

食の千年帝国の設立を目論む戦う料理人、シュプリームSのオーナー「至郎田正影」。

作品にとって彼の功績は非常に大きいでしょう。始まったばかりだったこの作品を「探偵もの」だと思っていた読者(一部の読者は薄々気づいていましたが)に対し、「ああ、探偵ものじゃなくてこういう作品なんだ」と思わせてくれた至郎田シェフ。

もう、ドーピングコンソメスープって言葉の語感が素晴らしい。血管から注入る(たべる)なんて発想、さすが食の千年帝国を目論むだけはあります。なんだよ食の千年帝国って。

シリアス部門は次回

エンターテイメント部門を書くにあたり調べ直しましたが、振り返ってみると犯人って意外と少ないんだなあという印象でした。

まあ中期~後期はあまりエンターテイメント性のある犯人はストーリー上出なかったので、当然かもしれませんが。

逆にシリアス部門は中期~後期の犯人が多くなるような気がします。