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【Gレコ】Gのレコンギスタを振り返る1

ガンダム Gのレコンギスタ

傑作か怪作か、はたまた駄作か

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©創通・サンライズMBS

2014年、数々の意見を巻き起こした富野由悠季作品「ガンダム Gのレコンギスタ」。作中の物語や人間描写、メタ的には劇場版の行方など、なんとも不可思議な作品でした。

どちらかと言うと否定意見が多い本作ですが、放送が終了して期間が空いた今、一度冷静に振り返ってみたいと思います。せっかくなので各話を追いながら。

Gのレコンギスタとは、一体何だったのか

謎の多かった本作、どこまでの意図を視聴者に伝えたかったのか。また、何を伝えたかったのか。作品を読み込み、紐解いていった先に、見えるものはあるのか。そして、何も見えなかったとき、この連載の存在意義はあるのか

不安は尽きませんが、始めてみたいと思います。

基本的にアニメ1話から追っていき、初出の単語等はその際に補足する形で。

前段 観る前に知っておくべきこと

とは言うものの、まずいきなり1話に入る前に、公式サイトのあらすじをまとめてみましょう。

Story|ガンダム Gのレコンギスタ

 

時代設定

いきなり固有名詞が多くて戸惑いますが、まずは世界観から。

舞台はR.C.1014年。R.C.はリギルド・センチュリーを表しており、「宇宙世紀の終焉後」と記載があります。

この「宇宙世紀」がいわゆる「U.C.(ユニバーサル・センチュリー)」、つまり一年戦争から宇宙戦国時代などが描かれていたガンダムの時代を指すのであれば、宇宙世紀よりも遥かな未来が舞台、ということになります。

公式サイトの用語集「宇宙世紀」では、「"一年戦争"を始め、コロニーの自治権を巡り、地球連邦政府との間で衝突を繰り返した宇宙戦争の時代でもあった。」という表記がありますので、まず間違いないでしょう。

新たな紀年法で数えるのに途中の年数からは数えないでしょうから、少なくとも宇宙世紀の終わりから1000年以上経過しているのでしょう。複数の紀年法が並行している可能性はありますが。

 

「少なくとも」とは、公式の文面は「宇宙世紀が終焉後、しばらくの刻が流れた」としか記載がないため。

別に「宇宙世紀(U.C.)→(何らかの時代)→R.C.」でも問題ないことになります。

ただ気になるのは用語集「キャピタル・タワー」では、「前世紀(宇宙世紀)から残されている~」との記載が。この文面を素直に取ると、U.C.→R.C.のようにも思えます。
この辺りは∀の存在や放送後の富野監督発言も絡んできますが、とりあえずは別項目に。

世界情勢

世界情勢については、公式Twitterの画像が非常にわかりやすいです。

 これに都市情報などを追記すると、こんな感じでしょうか。

まず、地球上では3つの国家が登場します。

また、国家の関係性については「フォトン・バッテリー」によるところが大きい。

フォトン・バッテリーは「全ての動力を供給するエネルギー源」とのこと。

地球上では採取不可能で、唯一の入手経路は月のコロニー群である「トワサンガ」からもたらされるのみ。

そして、宇宙から運び込むためには、キャピタル・タワーが必要です。

 

このような背景のため、キャピタル・テリトリィが大きな力を持ち、また、アメリアがキャピタル・テリトリィに攻撃を仕掛ける理由が生まれる訳です。

地球上で見れば、キャピタル・テリトリィが資源を独占しているようなものですからね。

事実、作中でもアメリアの攻撃を受けたキャピタル側は、「アメリアへのフォトン・バッテリー輸出を制限する」といった旨の発言をしています。

軍隊の所属

作中ではいくつかの部隊(軍隊)が登場します。この勢力図もまた少し厄介。

まずはキャピタル・テリトリィ

キャピタル・タワーを守るのが「キャピタル・ガード」。主人公のベルリやルイン、デレンセン教官など。

また、キャピタル・ガードとは別に、アメリアやゴンドワンとの戦争に向けた軍隊である「キャピタル・アーミィ」も組織されています。

これらの仲は、あまりよろしくない模様。エゥーゴティターンズほどではないようだけど。

 

次に、アメリア軍。

アメリア軍はデレンセンと戦争中であり、さらにキャピタル・テリトリィともフォトン・バッテリーを巡って対立しています。

その中でも、キャピタル・タワーを襲撃したアメリア軍の独立部隊が「海賊部隊」となります。アイーダやカーヒル、クリムなど。

序盤はとりあえずこれらの勢力を把握していれば大丈夫でしょう。

舞台設定と物語

とまあ、これらが前提として始まるお話が「Gのレコンギスタ」です。

ちょっと見てみようかな、と思って観たらよく分からん、というのはこの背景を理解できていないからでしょう。

作中ではいちいちこれらの説明はしないため、事前知識として知っておいたほうが登場人物の動向や思惑が理解しやすいと思います。

次回からまた暇を見て、各話ごとの感想更新でもやっていきます。