Gレコ、第1話~第2話メモ
まずは導入、主人公とガンダム
Gのレコンギスタを振り返るシリーズ第2回。
今回は第1話~第2話、物語の導入となる序盤。世界観と主人公たち、そしてガンダムとの出会いが語られます。
第1話「謎のモビルスーツ」
鹵獲される謎の機体と飛び出した少女
大気圏内の超々高度にて、滑空する謎の機体。捕まえようとするモビルスーツ、謎の機体から飛び出す少女。
謎の機体を捕まえたのが「アメリア軍の海賊部隊」、少女を捕まえたのが「キャピタル・テリトリィのキャピタル・ガード」です。
敵対している軍隊がちょうど居合わせたんですね。
ボーッと見ていると、2つの部隊がいたことすら気づかないかも。
スコード教
いかにもな感じの宗教っぷり。キャピタル・テリトリィの人々が空や宇宙、それらに繋がるキャピタル・タワーを神聖視していることが分かります。
主要な人々
ここでキャピタル・テリトリィ側の主要人物が登場。
キャピタル・ガード候補生のベルリとルイン。
セントフラワー学園チアのノレドとマニィ。
養成学校教官のデレンセン。
一気に情報量が増えていきますねぇ。これらの人物は物語上でも重要となります。
ベルリの存在
さらっとベルリが運行長官の息子、つまりお偉いさんの子供だということが分かります。しかしベルリが飛び級エリートなのは実力のよう。
あと、「クンタラ」というキーワード。
明らかな差別用語として使われているので、なんとなく状況を察することができるようになっています。「穢れた血」みたいなものか。
囚われの少女とキャピタル・アーミィ
冒頭でキャピタル・ガードに捉えられた少女、ラライヤ。何故かクラウンの運転席でキャピタル・アーミィに監視されています。
それにしてもキャピタル・アーミィのノレド(クンタラ)に対する態度が、組織の傲慢さとクンタラに対する差別を明確にしています。
ミノフスキー粒子
宇宙世紀と同じく、ミノフスキー粒子の存在が説明。ミノフスキークラフトも同じく。
セントフラワー学園の伝統
未来の旦那探し、とはこれいかに。
キャピタル・ガード候補生の応援をすることが、セントフラワー学園(のチア?)伝統行事なのでしょう。ガード候補生は出世頭だから今のうちに、ってことですかね。
それにしても、キャピタル・アーミィの存在は住人にも知られていない様子。
ラライヤはどこから?
デレンセンは「アメリアやゴンドワン、まさかトワサンガから……?」と発言。これまた世界情勢を知っていないと理解しにくい。
アメリアは敵対している国家、ゴンドワンは(一応)同盟国。トワサンガは月の裏側にあるコロニー群ですね。
宇宙での訓練と海賊部隊
訓練のためレクテンに乗り込むベルリたち候補生。噂の宇宙海賊、とのこと。結構知れ渡っているのか、海賊。
迫りくる海賊軍のGセルフ、嬉しそうなベルリ。怖さよりも若さが出ているのでしょう。
管制塔とGセルフが交渉する中、ひっそりと動き出すベルリたち。戦い慣れしているように見えますが、訓練によるものか、彼の才能なのか。
世界は四角くないんだから!
アイーダ様、謎の迷ゼリフ。ちょっと時間のあるときに考察してみましょうか。
出撃するデレンセンとルイン。この騒動の間に、海賊の別働隊が他のクラウンを制圧していた模様。
ビームサーベルの使用
その他「何だって!?」
驚くようなことなのか。ビームライフルはさっきから撃ってるのに。特にビームサーベルだけ異常に強い、ってこともなさそうですけど。
スコード!
ベルリがここぞというときに叫ぶセリフ。特に意味はなさそう(キャピタル・テリトリィの宗教、スコード教のことか)。
スコード教の決め台詞なのか?
ユニバース!と同じノリでしょうか。
ラライヤとノレド
「キャピタル・アーミィが宇宙から連れてきた娘」との説明。
ひたすら慌て、泣いているラライヤ。
捕まるGセルフ
意外とあっさり捕まるGセルフ。(機体としては)主人公機の初陣なのになぁ。
ここでラライヤが捕まえられた冒頭の出来事が一週間前だと分かります。
開かないGセルフのコックピット、何故かベルリには開放可能。
謎用語、レイハントンコード
Gセルフ、基本はユニバーサル・スタンダードとのこと。いわゆる標準規格なのでしょう。
排出される謎の金色アイテム、Gメタル。
主人公ベルリが主役機Gセルフを動かし、第1話終了。
第2話「G-セルフ起動」
分かりやすく偉い人
この人はキャピタル・ガード調査部大佐のクンパ様。
全て偶然だろう……という伏線らしさ全開のお言葉。
高校生の会話
彼らの会話から、キャピタル・アーミィが新設されたことが分かる。
また、セントフラワー学園に編入され、監視されているラライヤ。
それにしてもこの高校生、口も行動も悪い。エリート学校ではないのか。
法皇様とお母様と
好かれているのかよく分からん法王さま。まさか住人全員の名前を覚えているのだろうか。
一方、ベルリと母親。噂の運行長官ですね。父親の存在は不明。
ガンダム主人公は親子関係が希薄もしくは険悪な場合が多いような気がしますが、少なくとも現状ベルリと母親の関係は問題なさそう。
宇宙海賊の襲来
パーティの最中に襲いかかる海賊軍。対抗して出撃するアーミィのカットシー。
ベルリ、アイーダに対して何かを感じている模様。
救出に向かい、塔を登るベルリとノレド。再びビームサーベルに驚くベルリ。
救出のアイーダ
捕まっていたアイーダさん、なんというか……性的です……。
そんな彼女に対して、ノレドはパチンコ発射。落ちかけてるのに、ひでえもんだ。
アイーダがベルリの名前を知っていたのは、取調官が話したから。海賊に対してベラベラと人の名前を話すとは、ひどい取調官だ。
アイーダはキャピタルの資源独占を批判。肝心な部分はカット。
アイーダとベルリ
Gセルフを動かすため、ベルリを迎えに来た教官さん。
それを捉える海賊のリーダー格、カーヒル。アイーダを補足するものの。ベルリもアイーダと生体サインが同じことに戸惑う。
これ、第1話冒頭でアイーダしか動かせないはずのGセルフをベルリが動かせたことといい、2人の関係性を示していることは容易に想像できますね。
Gセルフを動かすベルリ、カーヒルと戦闘
アイーダ姫様を救出に来るカーヒル。博物館には懐かしのモビルスーツが。
旧世紀のコレクションだそうですが、よくもこんなしっかりと後世に残っていたものです。機体がそのまま残っていた訳ではないでしょうが、何らかの資料で姿形は伝えられていたのでしょうか。
ベルリが駆るGセルフ、ハッチが開いたままカーヒルと戦闘。それにしてもアイーダ、いやらしいですけしからん。
そんなアイーダに動転したのか、ベルリに一瞬のスキを取られて散ってしまうカーヒル。早すぎるさよなら!
戦闘後
怒り泣きわめくアイーダ様。アイーダにとってカーヒルがどんな存在だったのか分かりますが、生き返らせろは無茶ですよ。
ベルリにとってみれは正当防衛かつGセルフのハッチに捕まっていたアイーダを助けようとした結果な訳で、しかし人を殺してしまったのも事実な訳で。
ベルリにしても、やりきれない気持ちだったのではないでしょうか。