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【感想】本棚のおすすめ漫画をざっくり紹介その4

行き当たりばったりコーナーPART4

メイン企画となりつつある第4回

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ざっくり漫画紹介 第4回

もはや最近Gレコと漫画のレビューサイトになりつつありますが、ネタはいくらでもあるのでひたすら更新していきます。雑記ブログだもの、何書いてもいいじゃない。

ということで、今回も漫画2つを紹介します。

1.ライジングインパクト

週刊少年ジャンプゴルフ漫画、というあまり例のないジャンルで人気を博した「ライジングインパクト」です。

作品もですが、作者もその道では有名ですね。ジャンプでの連載の後は様々な出版社を渡り歩き、週刊少年サンデーでは「ブリザードアクセル」「金剛番長」、週刊少年チャンピオンでは「ちぐはぐラバーズ」、そして週刊少年マガジンでは大人気となっている「七つの大罪」を連載しており、主要週刊少年誌4つでの連載経験がある貴重な人物。

そのような人物となると思い浮かぶのは手塚治虫赤塚不二夫永井豪石森章太郎など、レジェンド級の漫画家ばかり。現代でこれを達成した鈴木央御大の凄さが分かります。

さて作品ですが、実に「少年漫画らしいゴルフ」というのが分かりやすいでしょうか。少年漫画で(特にジャンプで)スポーツモノを連載する際は、某テニス漫画よろしく少年漫画仕様のトンデモスポーツになるものです。ライジングインパクトも序盤から様々なスキルが登場し、果てにはお約束である「主人公の血統」や「絶対的なライバル」、「前シリーズの敵は次の味方」という熱い少年漫画っぷりを見せてくれました。

個人的には少年漫画なのですから、このような王道路線っぷりは大賛成。やはり男の子はこういう展開に燃えるものです。そして絵柄的に女性人気も高かったようで、それが人気が高かった理由でしょうか。

その人気のためか、ライジングインパクトは最初の打ち切り後、「復活を望む声が殺到したため復活した漫画」として、ジャンプの歴史を語る上でも外せない作品となっています。まあそれのせいで「2回打ち切られた漫画」としても有名なのですが。

また,コミックスの欄外でも触れられていますが、作品では特徴的な背景がよく見られます。これは週刊連載をほぼ一人で描いているため、だとか。業界内でも、真島ヒロと並ぶ凄まじいまでの速筆で有名らしいですね。唯一トーンやベタを(ライジングインパクトの途中から)お願いしていた幼馴染の女性と結婚している、というのも素敵な点。

2.惑星をつぐ者

こちらは(ほぼ)同名タイトルが超有名SF小説でありますが、1995年にジャンプで連載していたSF漫画です。作者さんがスペースオペラ大好きということなので、おそらくはその小説(J.P.ホーガン星を継ぐ者)からタイトルを拝借したのでしょう。

内容はその名の通り、スペースオペラなハードSF。「異星人」「灼熱の惑星/極寒の惑星」「滅びゆく人類種」「宇宙海賊」など、この手のジャンルが好きな人には興味の湧くワードばかり。

宇宙海賊といっても、主人公は海賊ではなく賞金首の放浪者。性格もどこぞのサイコガンを持つアウトローとは違い、冷静沈着な元科学者。恋人や故郷の人々を殲滅せざるを得ないことになった原因の人物を追っている、人類種の若者です。

ここまでのワードだけで、だいたいどんなお話かは想像できるでしょうか。そう、当時でもおそらくSFのテンプレート的な、超王道SFなのです。

ちなみにこの主人公、第1話の扉絵での初登場シーンは「灼熱の惑星で渇きに飢えて倒れているところを原住民(奴隷)に発見されて助けられる」というなんとも主人公らしからぬかたちでした。すげえ顔して倒れてるんだもの、どう見ても死体です。

全1巻という打ち切りの短編でしたが、あの時期にスペースコブラオペラを少年誌で試みる、というのはあまり無かったのではないでしょうか。テーマも「滅びゆく人類種と新たな希望」という王道テーマですので、このジャンルが好きな人にはぜひおすすめです。

まとめ

今回は両作品とも、週刊少年ジャンプからの紹介となりました。

ネタ集めのために本棚を見直したのですが、まだまだ数えるのも面倒なほどネタは尽きそうにないので、定期的に発信していければと思います。

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by カエレバ