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【感想】少女終末旅行 第3話

終末×廃墟×少女

第3話

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© つくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会

前回に引き続き、少女終末旅行の感想です。なかなか中毒性の高いOP。

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「遭遇」

廃墟を彷徨うふたり

魚が流れてきたと思われる「上層」を目指し、廃墟を巡るチトとユーリ。まったくあてのない旅という訳では無くなってきたようです。

今までの旅もこんな感じで、食料や燃料を確保しつつ気まぐれに行き先を決めていたのでしょうか。世界の成り立ちや構造が不明で、滅多に他の人とも遭遇しないこの世界では、明確な目的がある方が珍しいのかもしれません。

謎の人物

第3話にして、ふたり以外の人物登場。橋を架けるためにビルを爆破する大胆なやつ。男の名前はカナザワ石田彰ボイスが似合う飄々とした男です。いきなり豪華な声優使ってきたのでちょっと驚き。彼は某使徒のような影のあるミステリアスキャラで有名かもしれませんが、カナザワのような少し頼りない優男も抜群に似合いますねぇ。

それにしても爆破したビル、大変綺麗に壊れて溝を埋める橋となりました。折れてバラバラになりそうなものですけど。

「都市」

上層に続く連絡塔

なんとなくこの都市の構造が分かってきました。

いくつかの階層から成る「階層型都市」で、それぞれの階層は「連絡塔」で繋がっている模様。連絡塔が都市部の中央にあるのか、複数あるのかは不明ですが。その連絡塔の周辺がかつての人口密集地となっているようで、居住施設が多く残っているようです。

古代人

階層型の都市を作ったのは「古代人」ではないか、というカナザワ。今住んでいるカナザワたちの先祖は、すでに廃墟となっていたこの都市に住み着いたに過ぎないと思われる、とのこと。

つまりこの都市は、現代からすると「古代」とまで言うほどの過去の遺産であり、その遺産のインフラを求めてカナザワ(とかチトユーリたち)の先祖が住処にした、と。

もちろん全てカナザワの予想なので、真実は分かりませんけれど。

上層ほど新しい都市

上層に昇るほど、新しい都市が広がっているとか。今までいた階層は結構下のようです。また、階層型といっても完全に天井で閉じている訳ではなく、太陽も夜空も描かれていましたから、一部のみが重なっているかたちになっているのでしょう。

「街灯」

昇降機

かつて古代人が残した昇降機は利用不能、先祖たちが100年ほど前に使っていた昇降機で上へ。昇降機を作成する際に金網フェンスを付けなかったのは資源の無駄、ということから、そのときには既に現在のようなサバイバル生活を送っていたのでしょうか。それでも昇降機が作れるあたり、今よりは人的にも設備的にも余裕があったのかも。

上層の都市と生きる目的

紆余曲折を経て、上層の都市にたどり着いた3人。

先程も少し触れましたが、ただ生きることが目的になりつつあるこの世界では、何のために生きるか、つまり人生の目的や生き甲斐が個人の大きなモチベーションになるのでしょう。カナザワにとっての生き甲斐は、地図を書くこと。チトとユーリにはまだ見つかっていないのか、それとも言わないだけ/明確に言葉にできないだけなのか。

人類が絶滅しつつある、壊れた廃墟の世界でも、生きる意味はきっとある。これは現代で日々の生活に忙殺されながらただただ生きている我々が、いつの時代かに忘れてしまった思想……というのは壮大すぎるテーマでしょうかね。 

まとめ

新たな人物の登場、新たな場所への到着、そして新たな目的地。ただ宛もなく彷徨っていたふたりに、次の目的が生まれました。光る場所に待つものとは、そして彼女たちの生きる目的は何なのか。次回に期待です。

そういえば少女週末授業、毎回ゲストが登場する形になるんでしょうかね。今回はカナザワでしたし、前回は魚でしたし。制服おさげのチトがかわいい。

少女終末旅行 1巻 (バンチコミックス)
by カエレバ