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【感想】余韻の残る作品

その世界から離れられない余韻

ジャンルはバラバラですが

記憶に残る作品、とはどんな作品でしょうか。

「面白い」「興奮する」「悲しい」「怖い」などなど、感情には様々なものがありますが、個人的に『余韻が強い』作品というのは、2パターンあるような気がしています。

ひとつは、どこか哀愁のような切なさが残るパターン。そしてもうひとつは、長い困難を経てハッピーエンドを迎えたパターン。まぁ大概の作品はどちらかに当てはまるような気もしますが、それでも記憶に残る作品というのは、その過程と結末の描き方が見事なんでしょうね。

ということで今回は、個人的に余韻が残る作品を羅列して紹介します。今後個別記事を書く際のメモ代わり、という意味合いもありますが。

漫画編

ソラニン

いきなり先日個別記事を書いたばかりの作品。まあ、読んだばかりなので強く残っているんですね。今と未来を憂う現代の若者たちのお話です。

【感想】ソラニン新装版 - すべてのレトロゲームは雑記帳の海に消えた

気づけばここ最近ずっと寝る前に読み返してますし、アジカンの曲も一日数回聞いてます。ちょっとしばらくは熱が抜けないかも。

内容については個別記事でさんざん書いています。その内容は作品紹介というよりも、個人的な感情を書きなぐっただけですがご容赦を。

ソラニン 新装版 (ビッグコミックススペシャル)
by カエレバ
ARIA

あ、そういえばこれも以前紹介で書いてました。

【感想】本棚にあるおすすめの漫画をざっくり紹介する その1 - すべてのレトロゲームは雑記帳の海に消えた

独特の世界観と少し不思議な出来事の数々、そして成長していく少女たち、それらを包み込む優しすぎる世界。一度のめり込むと現実へ帰るのが困難になるのも、十分分かります。それほど強力なまでに引き込まれる作品の力、でっかい素晴らしいです。

ARIA 完全版 ARIA The MASTERPIECE 1 (BLADE COMICS)
by カエレバ
羊のうた

少し古いですが、冬目景の代表作といえばこの「羊のうた」か「イエスタデイをうたって」でしょう。

高校生の主人公は特別な血筋に生まれ、姉とともに「人間の血液を求める」病に冒される。代々伝わるこの奇病に苛まれる姉と、徐々に発病していく主人公。彼らとその周囲の人々の行く末は……。という作品ですね。映画化/OVA化もしているようで。

対処法のない奇病に侵されていく、というテーマのため、暗く退廃的な雰囲気が続く本作。それでいて読み進むに連れて物語に集中していくのは、登場人物の描き方が上手いからでしょう。

漫画版は完全版/文庫も出ているようですので、揃えやすいと思います。

羊のうた 1 (幻冬舎コミックス漫画文庫 と 1-1)
by カエレバ
最終兵器彼女

いわゆるセカイ系」の金字塔的作品、でしょうか。これまたアニメ/実写/ゲームと様々なメディアミックスがされていましたので、少なくともタイトルは聞いたことがあるのでは。

突然始まった戦争、「最終兵器」となった彼女。混乱する日本の中で戦争を生き抜く高校生の現実を、等身大の目線で描いていきます。

日常だった日々は突然終わり、戦争という非日常が無理やり始まっていく。人間の死、という現実感のなかった出来事が、自分の身近で起こってしまう。ただの高校生だった主人公たちが、それでも好きな人とともに生きていく、その強さと切なさ、美しさ。そして迎える結末は、まさに「セカイ系」的な締めくくりだったと思います(セカイ系、という言葉の賛否はあると思いますが)。作中世界での出来事についての核心部分には触れず、あくまで登場人物たちの周囲を中心にしている、というのも(後追い作品の性質から見れば)セカイ系的な作り、といえるのでしょうか。

個人的には、シュウジとちせが中心となるストーリーの中で、他の人々の話もしっかりと語られている点が非常に好きなところ。実際一番心に来たのは、アツシとアケミ関係の部分だったり。

最終兵器彼女(1) (ビッグコミックス)
by カエレバ

アニメ編

秒速5センチメートル

これも有名な作品ですね。新海誠作品では一番有名……でしたが、今ではぶっちぎりで「君の名は」が超有名作品となりました。それでも知名度は高いと思いますが。

王道青春ラブストーリーの「君の名は」とはかなり作品の趣向は異なり、ひとりの少年が成長していく様を、ある少女に対する思いを中心に描く作品。

短編三連作から成る作品で、それぞれで環境の変化と少年の成長、そして少女への思いが緻密に表現されています。特に青春時代に深い思い出があるタイプの人間には、大変強く響くのではないでしょうか。

個人的にも大好きな作品ですが、一番心に残ったのは第二話のラストシーン。叶わない思い、伝える前にそれが分かってしまう悲しさ。細かな感情表現が素晴らしいシーンだと思います。

また、新海誠監督描き下ろしの小説版では、アニメ中で語られなかった話や手紙の内容など、更に深く作品を知ることができます。こちらもぜひ合わせて。

小説 秒速5センチメートル (角川文庫)
by カエレバ
天元突破グレンラガン

ジャンルは一気に変わりまして、熱い漢のロボットアニメ作品になります。

最初は男気と勢いで突き抜ける単純明快な作品かと思いきや、いざ視聴してみるとそうではないことが分かります。もちろん熱血ロボアニメとしても傑作ですが、第二部序盤の展開最終話手前の話など、涙腺の弱い人は号泣するような場面も多数。一見無茶苦茶で勢い任せのように見えますが、伏線や構成が十分に練られている作品です。

次第に規模が大きくなる物語も、後半ではそれ自体が意味を成してくる展開に胸が熱くなるのは漢なら当然。最終回で感じるカタルシスは、それはもう素晴らしく大きなもの。終わり方も賛否ありますが、個人的にはあれしかないという終わりだと思います。00年代で一番好きなアニメかもしれません。

天元突破グレンラガン Blu-ray BOX(完全生産限定版)
by カエレバ

まとめ

今回は漫画/アニメの作品について、思いついたものを書いてみました。他の作品を思い出したら追記します。

また、小説や映画、ゲームなど、他にも紹介したい作品は多くありますので、そちらについても今後紹介できればと。