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【感想】今更「真 流行り神1&2」の思い出

名作シリーズの続編、という重さ

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今更「真 流行り神1&2」の思い出

2から1年以上経過

気づけば「真流行り神2」から一年以上。旧シリーズから追っているファンとしては続編や新シリーズの行方が気になるところです。

でもやっぱり、「真」の続編は無理ですかねぇ。あれはあれで好きなところもあるんですけれど。

※内容詳細については省くので、プレイしてないと分からないかも

 旧シリーズと大きく離れた「真」

思えば、「真流行り神」は旧シリーズとは結構テイストの違う作品でした。新規キャラによるストーリーとなりましたし、システム面で考えれば、旧シリーズのように中編を複数重ねていくのではなく、選択肢により別の話へ以降する形式になったり。

でも、一番違ったのは、やはり都市伝説の扱いだったと思います。元々「流行り神」のコンセプトである都市伝説は、旧シリーズにおいては非常に重要なファクターであり、各話で絶妙に扱われていました。それによって、まるで邦画のホラー映画のような恐怖や、あるいは感動的なシナリオとなっていました。

「真」ではその都市伝説の扱いが薄れ、というか別方向に大きく飛んでしまっていたような気がします。「かまいたちの夜」で言うと「2」みたいな。いや、個人的にはアレはアレで好きなんですけれど。

とにかく、都市伝説モノを求めているはずが、実際にプレイすると相当な肩透かしを喰らってしまうんですよ。内容も正直相当陳腐なところはありましたが、それ以前にこの認識違いが大きなポイントだったなぁと。

それでも、部分部分では面白いシナリオもありましたし、続編は原点回帰して都市伝説をテーマに……ということで期待していたのですが。

何かが違う「真流行り神2」

結論から言えば、自分は「なんだかんだ楽しめた勢」でした。うん、これは賛否両論になるのも分かります。そもそもボリューム不足は否めませんし。

内容も、確かに前作と比べれば都市伝説が大きく扱われてはいます。……でも何というか、素材はともかく扱い方を間違えているんですよねぇ。

第1話からして相当にぶっ飛んだ内容で面食らいますが、それはまだ序の口。そうして最終的にはまた「もはや都市伝説とかどうでもいいじゃねーか!」ということになってしまうのは非常に残念。しかも質が悪いことに、前作と違って番外ルートという訳でもないですし。

カルト集団やらサイコキネシスパイロキネシスやら変身やら、果ては時間跳躍やら、ここまで何でもありにしてしまったらもはや都市伝説の影も薄くなりますよ。あ、一番賛否両論な都庁ロボとかは(シナリオの中弛みはひどいけど)そんな嫌いではないです。ただ、ああいうルートが本筋のしかも最終話手前で必要か? という疑問は残りますけど。

評価点もあるけれど

とまあ散々な感じの「真」シリーズですが、前述の通り面白い点も実は結構あります。

例えば「真2」の第2話なんかは、純粋な凄惨さや凍るような不気味さ、そして(肝心な)都市伝説的恐怖もあり、個人的評価はとても高いです。絵柄も一番マッチしていたような気がしますし。

続く3,4話が微妙だったので、最終話の導入には期待していたんですが……その結果は少年漫画的な能力バトルでございました。

それでもまあ、全体的には(結構な退屈や理不尽さはあるものの)楽しめたかなぁ。

まとめ

聞くところによると「真2」の売上は相当に酷いそうなので、「真3」は絶望的なのかもしれません。ですが、いつかまた続編なり新シリーズなりが出てくれることを期待しております。

【PS4】真 流行り神2
by カエレバ