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【感想】クロスボーン・ガンダム DUST 第4巻

クロスボーンガンダムDUST、第4巻

ようやくの4巻

 

前回から結構空きましたが、ようやく発売されました第4巻。特装版にはこれまでのメカニック設定集が付いていていい感じです。……先にメカニック集見たら最後のページでネタバレされたけど。

(ネタバレ含みます)

ムーン・ムーン物語

4巻はムーン・ムーンのお姫様であるカグヤ、そしてそれらを取り巻く人々が中心となって展開していきます。

元々自然主義が多かったというムーン・ムーンの民。それがザンスカール騒動のどさくさで地球に降り立った、ということのようです。

「DUST」の舞台はUC0169ザンスカール騒動はUC0153。ムーン・ムーンの人々が地球に降り立ち、15年以上が経過していることになります。

そんなムーン・ムーンのお姫様だったカグヤが(強制的に)ムーン・ムーンへ帰還する、ということでストーリーは進みます。

大気圏突入

突然現れたクロスボーンガンダム、そしてムーン・ムーンの民。なんやかんやあり、アンカー(アッシュ)とクロスボーンガンダムはMS単騎で大気圏突入することに。

モビルスーツ単騎での大気圏突入で思い出されるのは、やはり木星戦役時のキンケドゥ。ボロボロのクロスボーンガンダムでビームシールドを使い、なんとか無事に大気圏突入を果たしていました。

今回はまた状況も違いますが、なんとかアンカーとクロスボーンガンダムで突入ができた模様。時代の違いもありますが、DUSTの時代の方がスペックが上という訳でもないですからねぇ。

木星からの使者

ニコルという男

そのクロスボーンガンダムに搭乗していたのは、なんと「ニコル・ドゥガチ」という若者。ドゥガチという名前、そして明らかに若かりしトビアにそっくりな外見。どう考えてもトビア(カーティス)とベルナデット(テテニス)の子供でしょう。

そういえば、ベルもテテニスそっくりだったことを考えると、とても遺伝子が仕事をしているようで。

カーティスとテテニス、ベルとニコル

ニコルは10年前に6歳と言っていましたから、UC0169時点で16歳。その姉であるベルは「ゴースト」本編のUC0153時点で12歳、「ゴースト」最終話のUC0168時点で27歳、と言っていました。すると、ベルは「DUST」のUC0169では(実年齢としては)28歳

つまり姉が28歳、弟が16歳、12歳差の姉弟ということになるようです。……さすがトビアさんだぜ!

ん、というか逆算すると、ニコルの生まれたのはおそらくUC0153。UC0153というと、ちょうど「ゴースト」の舞台となった年(つまりVガンダムの舞台)になります。……カーティス、テテニスと合う余裕もないように見えましたが、いつの間に?

カーティスやフォントが死闘を繰り広げ、一方ではエンジェル・ハイロゥをめぐるウッソ達の攻防があった裏で、そんなドラマも存在していたのですねぇ。

カーティスとテテニスの現在

ニコルによると、現在二人は軟禁状態とのこと。おそらく10年前からその状態だと思われるので、フォントとベルを探せなかったのもそれが理由でしょうか。一応木星側が何かを探している、ということは言っていたような気もしますが。

果たして目覚めたフォントとベルはこの事実を知っているのか、もし知っているなら今後どのように動いていくのでしょうか。

海の底のムーン・ムーン

ムーン・ムーンの人々

海の底にある都市で生活しているムーン・ムーンの人々。地球の自然に憧れて降り立ったはいいものの、結局その自然の厳しさに勝てず、海底に引きこもり宇宙への帰還を画策しているのだとか。なんという情けない人々よ。

まあ、コロニー育ちのスペースノイドにとって、地球の重力化がどれほど辛いかは、クロスボーン・シリーズでも散々描かれてきました。無印後半のトビアだったり、鋼鉄の七人のエウロペだったり。……それにしても情けないのには変わらないですが。

海底都市に眠る巨神像

眠る御神体を動かせた方の勝ち、という勝負に巻き込まれたカグヤ様。そしてその御神体は、「ムラサメ」と呼ばれる巨大なモビルスーツでした。そう、それはまさにグリプス戦役カミーユとフォウに悲劇をもたらした、サイコガンダムそのもの。

実際、メカニック集によるとこれはグリプス戦役で使用されたサイコガンダムである、とのこと。どうやら海底都市ムーン・ムーンは、かつてのムラサメ研究所と近い位置にあるようで、その関係からか何故かこの場所に眠っていたのだとか。

なお、Wikipediaによるとサイコガンダムは2機生産され、1号機はホンコン・シティの騒動で爆散、2号機はキリマンジャロで中破の後にMkⅡへ改修された、ということのようです。そうなると2号機ではありえないので、実は1号機がどうにかして回収されたのか、あるいはプロトタイプや量産型のような何らかのロット外の機体が存在していたのか。

まとめ

前作までの主要人物の動向もなんとなく分かり始めてきた4巻。個人的にはシーブックの子どもたちも30歳くらいになっているはずですので、登場しないかなぁと思ってはいます。

次巻がいつになるのかはわかりませんが、早く発売しますように。

機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST (4) 特装版 (角川コミックス・エース)
by カエレバ