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【感想】SIREN ReBIRTH 6話

SIREN新漫画版、6話

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SIREN ReBIRTH

新生のSIREN

先日第1巻も発売となりました、SIREN ReBIRTH。巻末には特別対談もありまして、非常に興味深いお話もありました。

さて第6話ですが、原作プレイヤーには思い出深いステージである、高遠先生による学校ステージです。前半はステルス、後半はバトル。そして戦えない同行者である春海殿を(主に校長から)守らなければいけない、という盛りだくさんなステージです。

6話感想

襲撃された校舎の中で

冒頭のシーンは、高遠先生が自身の娘を海難事故で亡くした際の回想。この部分については掘り下げられていましたので、後の考察にて。

閉鎖された校舎に閉じ込められたふたりは、屍人から逃げて職員室へ。ここで体育館倉庫の鍵を手に入れた高遠先生は、なにか扉を壊せるものを探しに体育館へ向かいます。ゲーム的には春海と別行動ができて楽でしたが、高遠先生と春海殿からすれば辛い決断だったでしょうねぇ。

校長の悲劇

原作では接近戦に慣れていないと苦戦する校長先生でしたが、漫画版では屍人化前の奮闘が描かれています。本当に良い人だったんだなぁ、校長先生。高遠先生が信頼するのも頷ける、素敵な人格者だったようです。

……まあ、屍人化した後は、原作同様のビックリフェイスで登場することになったのですけれど。この表情、原作通りで素敵でした。

高遠先生の頭脳プレー

体育館前の屍人を誘導するため、非常ブザーを扱う高遠先生。原作ゲーム通りの行動なのですが、実際プレイに慣れてくると

  • 安全策ならそもそも銃持ちは倒してから進む
  • 急ぐならダメージ覚悟で無視して走り込む

という対応になるので、すっかりブザーの存在を忘れていました。こういう誘導って結構原作では多いんですけど、慣れてきたプレイヤーはどんどん省略ルートを探していきますよね。そのように最短攻略法を模索できるのも、またSIRENの魅力かと思います。

……そういやこの屍人、ゲームだと短銃屍人じゃなかったでしたっけ? うろ覚えですけど。

6話考察

最初の場面と時系列

6話の冒頭では、「校庭 初日1:13:33」と記載があります。……ただこのシーン、あまり校庭には見えないのですが。どちらかと言うと5話で隠れていた図書室に見えますし、その延長線上のシーンに思えます。しかし5話のシーンは、原作同様「図書室 初日2:18:34」。つまり、6話冒頭の1時間後ということになります。

また、5話(2:18)で春海の「みんなどうしちゃったの?」という言葉(=屍人を見た後?)がありましたが、6話(1:13)では「怖いものがくる」という抽象的な言葉になっています。一緒にいる高遠先生の描写からしても、どうも5話のシーンは「6話で屍人を見た後」のように思えます。

すると6話の後、合流したふたりは図書室に向かい、5話のシーンへと繋がることになります。確かに原作でもこのタイミングで春美殿が図書室に隠れる場合もありましたし。……そうすると5話で高遠先生が発した「校長先生が助けに来てくれる」というのは、校長が屍人化した(うえに先生自身が倒した)のを隠し、春海ちゃんを元気付けるための言葉だったのだろうか。

ただ、原作ゲームでは図書室がスタート地点であり、上記の「校長先生が~」というセリフはステージ開始前(当然校長と遭遇する前)の演出になります。つまり原作では上記のような意図はなかったハズ。

そうなると、5話のシーンは「6話序盤で教室に隠れ屍人を目撃してから、職員室に逃げ込むまで」の間のシーン、ということでしょうか。それなら時系列的にも演出的にもセリフ的にもスッキリします。6話の校長が奮闘しているシーンの裏で、ふたりは一度二階の図書室へ逃げ込んでいた、と。まとめると、

  1. 23:11:校庭で「星を見る会」を実施。0時のサイレンで気を失う。(4話)
  2. 01:13:高遠先生と春海、校庭で目覚める(6話冒頭)
  3. 01:??:教室に隠れ、屍人を目撃(6話前半)
  4. 02:18:図書室に隠れる(5話冒頭)☆原作ゲームの開始地点
  5. 02:??:職員室に逃げ込み、高遠先生は体育館へ。校長と遭遇。(6話後半)

という流れ、ということでしょう。うーん、少し整理しておこうと思っただけだったのですが、なんだか長文になってしまった。

高遠先生の水難事故

恒例のSirenpediaでは、高遠先生が娘を亡くした海難事故について触れられています。この件が掘り下げられたのは今回が初めてでしょうか。

この事故の場所は、「四開地方の三逗海水浴場」となっています。この「四開地方」「三逗」という地名は、SIREN2の舞台近辺の地名です。SIREN2の夜見島は四開地方に属する離島で、三逗市は夜見島から最も近い自治体という設定でした。SIREN2冒頭で一樹が立ち寄って郁子と出会った港が「三逗港」ですね。

また、高波はSIREN2ではひとつのキーワードでもありました。この海難事故は海こそ赤くなかったものの、不審な(超常的な)点があったかのような書き方をされています。それこそ、SIREN2での母胎や堕慧児の仕業なのかもしれません。というか場所的にも多分そう。

まとめ

お楽しみの学校パート、新描写を挟みつつ描かれております。校長も期待通りですしまたもSIREN2ワードが登場したりと、SIRENファンにはたまらない展開。

それにしても、高遠先生どんどん美人になってませんか……?