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【感想】SIREN ReBIRTH 28話

SIREN新漫画版、28話

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SIREN ReBIRTH

新生のSIREN

28話は四方田春海殿の廃屋ステージが中心。SIRENでも屈指の人気ステージですね。RTAでは一服できる反面、ミスった際の代償が非常に大きい場面です。

28話感想

春海、脱出

先生の犠牲により屍人から逃げ切った春海は、廃屋に逃げ込んで休憩していました。ちょうどその際に、屍人と化した前田家とバッティングしてしまったようです。SDK美耶子といい、この廃屋は何か人を引き付けるものがあるんでしょうか。

映らないテレビ、狂気のまな板など、原作のお楽しみポイントはそのまま再現。さすが、わかっていらっしゃいます。

目覚めたふたり

重傷を負ったSDKと安野は、宮田に助けられて同時に目覚めます。今までの宮田からすると、本人が言っているように彼にしては理解しにくい行動です。異界に取り込まれ、先代美耶子にうりえんを託された宮田。この時点で彼は「宮田としての役割」を捨てているように思えますので、まさに「流れに逆らった」結果なのかもしれません。そして何も言わずに立ち去るのもまた宮田らしい。

28話考察

春海の脱出ルート

原作では2階から脱出していましたが、今回は納戸の穴から脱出。……うん、そこから脱出できないのかよ! とは、原作から薄々思っていました。だってSDKと美耶子は似たような穴から脱出してますしね。

高遠先生との決別

変わり果ててしまった高遠先生は、屍人になっても春海のことを思う気持ちは変わっていないようです。ReBIRTHの廃屋脱出は冒頭のシーンといい、「高遠先生に助けられた」感が強く出ていますね。

まとめ

遂に違法建築まで辿り着いてしまいました。いよいよ終盤に差し掛かったということで、今後はどのような展開となるのでしょうか。

【感想】SIREN ReBIRTH 27話

SIREN新漫画版、27話

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SIREN ReBIRTH

新生のSIREN

26話に引き続き、27話の感想を。今回は儀式の始まりと、多門依子のお話。

27話感想

八尾の覚醒

自らの存在と役割を思い出した八尾は、儀式開始のために美耶子を取り押さえます。美耶子、不思議パワーで捕まったのかと思いましたが、大人しく儀式の場所まで連れて行かれたのでしょうか。まあ、ケルビも同行者もいない状況なので、逃げようがないことは確かですが。

多門と依子

幼少期、羽生田村に住んでいた多門は、前回の儀式失敗で発生した土砂災害で両親を亡くしています。彼が羽生田村を訪れたのは、考古学者としてのフィールドワークに加え、、自分自身のルーツを探すため、そして郷土史家であった父の研究を知るため、でもあったのでしょう。

それにしても、依子は原作よりも思考の暴走っぷりが加速しているような気がしますね。原作では描かれていなかっただけで、元々こんな感じだったかもしれませんが。

27話考察

行動の変化

この辺りの行動について、原作から多少の変化がありました。安野を狙撃したのが志村から石田に変更されていたり、宮田のジャガーを燃やすのが多門だったり。

……宮田のジャガー、前回SDKに燃やされたかったので、ReBIRTHでは生き延びたと思ったんですけどね。わざわざ次の回で燃やすとは、なんと外道な。どうあがいても絶望、でした。

あと、やっぱり前回SDKは拳銃拾ってなかったですね。間髪入れずにお兄様に撃たれてましたし、仕方ないのか。その代わり、多門が石田拳銃もゲット。二丁拳銃です。

宮田、登場

いつの間にかSDKを背負っている宮田先生。そしてまたもや偶然出くわした瀕死の依子も回収することになります。原作でもそうでしたが、この後どうやって病院まで二人を運んだんでしょうね。二往復したんでしょうか。さすが求導師を目指す者、徳が高い。

まとめ

この辺りのステージまで来ると、中盤という感じがしてきます。そして次回は中盤の山場、春海殿の廃屋ステージ。ある意味一番有名なステージかもしれないので、とても楽しみです。

【感想】SIREN ReBIRTH 26話

SIREN新漫画版、26話

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SIREN ReBIRTH

新生のSIREN

読んではいましたがすっかり感想記事を書くことを忘れておりました。大変な世の中ですが、私は元気です。

さて、異界入り2020も近づき、本家SDK様が様々な企画をしていただいているようで、相変わらずの盛り上がりなSIREN。今更ですが26話の感想です。

26話感想

前田知子の物語

26話では、知子が異界へ取り込まれるまでの経緯が語られました。日記を見られたことで家出をして……というのが原作でしたが、ReBIRTHではSNSアカウントを見られて……という形に変化。現代っぷりが伺えますねぇ。それにしても「まえとも@りある垢」とはまた特定されやすそうなアカウント名。知子さん、鍵アカウントじゃないなら、もうちょっと情報リテラシーを学びましょうね。教会ゆこ。。。

お前じゃなくて須田恭也

一方のSDKと美耶子は、廃屋を脱出して蛇ノ首谷へ。SDK、好奇心旺盛な普通の高校生だったはずですが、状況が分かっていないとはいえ美耶子を励ましつつ羽根屍人を倒すというファインプレーを見せてくれます。

にしても、大予言(お酒)を「役に立つかもしれない」と思って持ち歩いているのは、これまたSIREN特有の謎行動ですね。まさか自分で飲むつもりだったのではあるまいな、未成年君。

26話考察

知子と両親

知子は既に半屍人状態ですが、自覚症状はないようです。そのため、まだ家出のことを気にかけたままなんですね。ああ、なんと無常な。

また、原作ではいつの間にか屍人化していた知子の両親。26話にて、その経緯も描かれました。発禁となった例のCMシーンの後、結局知子を追いかけたものの、屍人化。まあ、廃屋で家族団欒となるので、結果オーライかもしれません。……そういえば、あの廃屋は前田家ではないらしいですね。

SDKの行動

前述の通り「大予言」を廃屋で入手していたSDK。原作では一升瓶だった気がしますが、持ち運びのことを考えてか、ポケットに収まるワンカップサイズとなっておりました。なるほど、考えちょる。

そしてお酒好きな石田巡査を大予言でおびき出して倒し、「お前じゃなくて須田恭也」の名シーンをかましSDKですが、その直後にお兄様の手により崖下へ。……あれ、拳銃拾ってないですね。この後、違法建築ステージで苦労しそうです。

まとめ

さて、物語も中盤でしょうか。異界入りを控え、今年もまだまだ盛り上がりそうです。

【感想】SIREN ReBIRTH 25話

SIREN新漫画版、25話

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SIREN ReBIRTH

新生のSIREN

コロナウイルス騒動やら異常気象やらで世間は大変ですが、個人的には大きな影響はなく、淡々と出勤する日々が続いています。さて、今回もいつものようにこの記事を書きましょう。

25話感想

宮田と牧野

幼いころから考えていた、自分自身の役割。宮田はそれを悟り、彼がやるべきことを実行します。それがどんなに残虐なことでも、彼にはもう止めることはできないようです。それにしてもよく恩田姉妹を捕まえられたなぁ。

一方の牧野も、原作ではヘタレていた気がしますが、こちらではある程度の気概は見せてくれているようです。儀式失敗の兆候である光の柱”リビヤタン”を目撃してもまだ、彼は儀式成功を諦めていません。

変わりゆく人々

自分の役割を自覚した宮田と牧野、村からの脱出を図るSDKと美耶子、儀式の秘密を探る多門、本来の自分を思い出した八尾、そして村を彷徨う知子。二日目も中盤を迎え、生き残った人々は最終局面に向けて動き始めます。

バラバラだった群像劇は次第に収束し、ひとつの結末へと向かっているようです。それは果たしてどのようなものなのでしょうか。

25話考察

光の柱

理尾や丹(りびやたん)と呼ばれていた光の柱。あれは別次元の八尾さんが、破壊された御神体を届けに来たということです。

美耶子は序盤(須田と最初に出会ったとき)、儀式を失敗させるため御神体を破壊していました。あれが「堕辰子の首」だったのですが、別次元の八尾さんが光の柱に乗って御神体とともに参上したため、儀式の継続が可能となったのです。

ちなみに、「リビヤタン」の語源となったのは、海の怪物・悪魔であるリヴァイアサン。確かに光の柱は、赤い海から天を切り裂くように出てきていますものね。また、七つの大罪の「嫉妬」を司るレヴィアタンも同義。

天使と知子

天使様が見えるメルヘンチック状態になってしまった知子さん。これは当然正常な状態ではなく、半屍人化している(=世界が素晴らしいものに見えている)状態です。なので同じような状態のみ~なは知子をスルーしていったのですね。原作でもこの時点の知子は屍人に見つかっても追いかけられませんでしたし。

教会で待つ両親の下へと急ぐ知子ですが、この先に待ち受けているのは発禁CMでお馴染みのあの場面。うーん、悲しい。

まとめ

主要人物が次第に減っていき、物語は収束していきます。気づけば連載開始から2年。いよいよ佳境となってまいりました。

 

【感想】SIREN ReBIRTH 24話

SIREN新漫画版、24話

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SIREN ReBIRTH

新生のSIREN

ここ最近更新する記事はSIRENの感想ばっかだなぁ……ということを毎回繰り返し書いている気がする、SIREN ReBIRTH感想記事です。この冒頭の文言もループしているのかしら。

24話感想

宮田司郎、動く

27年前に消えたはずの旧宮田医院。異界にて宮田がたどり着いたのは、果たして偶然か必然か。彼はこの場所で長年疑問に思ってきた村の呪いに向き合うことになります。たとえそれが狂っているように見えても、彼の半生を考えるとそれは避けられないことだったのでしょう。

……それにしても、庭の胸像の下に地下室があるというギミック、ある意味「お約束」ではありますがとっても不便そうですよね。雨降ってるし、水捌けも悪そう。土砂降りになったら水攻め状態になるのでは。きっとカビだらけなんだろうなぁ。

神代家の呪い

呪われた神代家について、(当代)美耶子は結構な事情を知っているようです。一方、(先代)美耶子はほとんど何も知らなかった模様。この差はどこから生じたのでしょうか。

生活環境はあまり変わらない(むしろ当代の方が厳しかった?)ように思えますし、当代美耶子の幻視能力が優れていたからなのか、それとも他の要因があったのか。

さらば、み~な

頑張って異界を逃げ延びてきたみ~なですが、遂に彼女の終着点が描かれました。他の登場人物は羽生田村の関係者だったり、自ら村に関わろうとした人々ですが、彼女は結構な巻き込まれによる被害ですよね。

原作では「永遠の若さ」へ固執したまま屍人化したようでしたが、本作では在るがままの自分を受け入れたようで。まぁそれも、半屍人化状態の今わの際で見た幻なのかもしれませんが。

24話考察

宮田司郎の役割

幼少期から感じていた羽生田村の呪いへの疑問、そして夢で呼び続けていた主である先代美耶子との邂逅。これから宮田司郎は羽生田村の過去・現状を理解し、自分の役割を果たしていくことになります。医師としての科学的技術が屍人の解明に役立つのかは不明ですが。

永遠とも思える時間の中で先代美耶子が望んだのは、すべてを終わらせる求導師様。そしてそれは本来、宮田と同じ双子である牧野が果たすべき役割です。宮田が長年羨みコンプレックスとしていた求導師の役目を託されるとは、とても皮肉なものです。この運命を、彼は受け入れることになるのでしょうか。

まとめ

2日目も佳境になり、主要キャラクターの動きが多くなってきました。それと並行して多くの人々が死んでしまうのですが。

SIRENで一番ドラマチック展開が多いのは2日目だと思いますので、このような展開がしばらく続くのかと思われます。良いですねぇ。

 

【感想】SIREN ReBIRTH 23話

SIREN新漫画版、23話

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SIREN ReBIRTH

新生のSIREN

明けましておめでとうございました。いつの間にか2020年、月日が経つのは早いものです。年末年始はスターウォーズEP9を観たり体調を崩したりと色々ありましたが、本年一発目の記事はやはり恒例のSIRENなのでした。

23話感想

美耶子「グズ」

出ましたね、美耶子の名台詞。「早く連れてけ」と並び、美耶子に言われた台詞の中でも印象的なこの罵倒。やはり美耶子はこうでなくては、

美耶子による解説

美耶子さんが結構丁寧に、羽生田村の呪いについて解説をしてくれました。この辺り、美耶子は誰に聞かされていたのでしょうか。そんな疑問は残るものの、須田君の理解も早いようで、すぐさま受け入れています。

まああんな状況を目の当たりにしているんだし、須田君は元々そういうモノが好きそうだし、当然なのかもしれません。

巻きで登場、石田巡査

原作ではもう少し先のステージで登場する、羽根屍人と化した石田巡査。ReBIRTHでは巻いた登場となりました。拳銃所持、酒に目がない、という特徴をすぐさま披露してくれる敵キャラの鑑。

み~なの思い

原作では「昔は少し売れていたアイドル」という程度の掘り下げでしたが、その辺りがさらに詳しく描かれています。

彼女は「若さへの妬み、渇望」が強かったために、自ら悲惨な運命を辿ることとなってしまいます。まあ、異変に巻き込まれた時点で、どうあがいても絶望、なのですけど。

23話考察

回収されるフラグ

須田君が納屋で触れたのは、17話あたりで考察していた石碑でしょうか。何の模様かすら分かりませんが、この廃屋には元々設置してあるはずなので、おそらく石碑かと思われます。原作では廃屋のキッチンで理沙が倒していたヤツですね。

また、脱出のときに美耶子が落としたのは春海からもらったビーズ人形。これも原作とは若干違うものの、同じように廃屋で落としてしまったのでした。

み~なと山崎君

まだしっかりと会話ができる(ように見える)カメラマン、山崎君。それでも彼は屍人に相当近しい段階のようです。

屍人が人間を襲うのは、屍人の素晴らしい世界へ誘うため。み~なが好きだった山崎君もまた、彼女を素晴らしき世界へ連れて行こうとしていたのでしょう。

一方のみ~なは、芸能界で成功するため、前述のとおり「若さ」に対してかなり強い執着がありました。年齢詐称もそうですし。そんな彼女ですから、「永遠の若さ」というワードに惹かれてしまうのも無理はないのでしょう。

まとめ

原作では悲劇の人ながらもネタ要素強めのみ~なさんですけど、こうやってしっかりと過去が描写されると彼女にも様々な考えがあったのだと考えさせられます。ごめんよみ~な。ReBIRTHでは原作と違う結末を……迎えることはないだろうなぁ。

【感想】SIREN ReBIRTH 22話

SIREN新漫画版、22話

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SIREN ReBIRTH

新生のSIREN

今回は再び宮田の過去話が中心。羽生田村の秘密に関与しているため、どうしても彼の出番が多くなりますねぇ。もはやSDKよりも主人公しているのでは。

22話感想

宮田司郎という男

幼いころから過酷な環境で育っていた宮田。モンスターペアレンツな母親、同じ境遇だったはずの双子への妬み、村の掟への恐怖と好奇心……など、彼があんな立派に(?)成長できたのは奇跡に近いような気がします。もっと歪んでしまってもおかしくはなかったような環境。

宮田の家系の役割を継ぐために努力し、我慢し、母親をも手にかけてしまった彼は、果たしてどのような結末を迎えるのでしょうか。

あと、神代家にいたおっさんは神代家当主でしょうかね。重要人物の割に本筋に関わらないという影の薄い存在。

司郎と美奈と

そんな環境で育った宮田司郎にとって、美奈は唯一彼のことを宮田家の人間とは見なかった、大切な人物だったようです。原作では描写があまりなかったこともあり、宮田君は結構彼女に対してもドライな感情なのかと思っていましたが、そんなこともなかったようで。

……それでもそんな彼女を大して躊躇せずに処理できるあたり、やっぱり歪んでしまっているのかもしれません。

23話考察

司郎の過去

今まで細かく描写されていた司郎の過去話が、今回で概ね繋がりました。出生、牧野への思い、母親の処分、美奈との出会いなど、彼の人生は波乱万丈ですねぇ。

なお、ここで襲ってきたのは妹の理沙です。前回の感想でも書きましたが、姉の(恋人の)美奈は既に海の怪物と化していますので、その精神に同調した理沙が「美奈として」襲ってきているのですね。

彗星

屋上で美奈が言っていた「6年後の彗星」、まさにこれは儀式の夜のことですね。高遠先生と春海ちゃんが「星を見る会」で観測しようとしていたものです。実際はそれどころではなくなってしまったのですが。

復活のSDK

美耶子の血を取り込み復活したSDK。これで彼もまた不死の存在となったのでした。異界ジェノサイダー、その誕生です。

そして迎えるのは、原作でも人気の高い廃屋ステージ。SDKといい春海といい、このステージは色々と面白い仕掛けがあって記憶に残りますね。

まとめ

オムニバスで話が進むため、全体の進行としてはゆっくりに思えます。それでも徐々に人数は減ってきているので、今後は3組程度が中心となってくるでしょうか。

 

【感想】SIREN ReBIRTH 21話

SIREN新漫画版、21話

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SIREN ReBIRTH

新生のSIREN

初日がようやく終わり、2日目へと突入した羽生田村。この辺りからどんどん登場人物の物語は壊れていくということで、SIRENらしい展開が続いていくことになります。

21話感想

27年前の事件

前回の失敗した儀式では、先代美耶子が同じように犠牲になっていました。その美耶子を幼少より育てていた女中・澄子は、現在の救導女である八尾さん。おそらく今後明かされることになると思われますが、羽生田村の呪いの原因であり、数百年を生きる八尾比丘尼そのものです。

毎回記憶を失う八尾さんですが、前回は女中・澄子として、先代美耶子に相当懐かれていたようです。それでも本来の役目を思い出し、先代美耶子を永遠の闇に閉じ込めるあたり、彼女の儀式にかける本気度が伝わります。どんな犠牲を以てしてもそれが最善である、と盲信せざるをえない状況なのでしょう。

宮田の家系

代々羽生田村の汚れ役となるべく務めを果たしてきた宮田家。養子である宮田司郎もその役目を負わされています。しかしながら彼は若く、村の真実をすべて知らなかったこと、養子であること、そして双子の弟であるはずの牧野への愛憎から、本来宮田家が果たすべき務めから外れてしまうのでした。

悲惨な運命をたどることが多いSIRENの登場人物ですが、生い立ちや心情を考えると彼が一番悲劇の人なのかもしれません。

21話考察

地下室に閉じ込められた先代美耶子

澄子こと八尾さんにより、地下室に監禁された先代美耶子さん。澄子さん、しっかりと彼女の手に「うりえん」を持たせているんですね。うりえんについては、今回宮田視点で解説がありました。使用するものの命を使い、絶大な力を発揮する神の神器。……そういやなんでこんなものが羽生田村にあったのでしょうね。それも因果律か。

この閉じ込められていた場所は旧宮田医院の隠し地下室。ゲームでも度々入ることになる、人によってはトラウマスポットです。お姉ちゃん初見じゃ強いんですもの。弾丸の残数厳しいし。

あと、さりげなく宮田が「アトランティス」を持っているのもポイント。

双子のシンクロ

最後に登場した看護師さんは、宮田は美奈だと思っていますが、実際は姉とシンクロした理沙です。美奈はもう魚介類が頭にへばりついていますから、区別は楽。こうして思考がシンクロする双子もいれば、全く相反する思考や行動をする双子もいるというのが、これまた皮肉なところです。ねえ牧野さん。

そういえば美奈の妊娠話、原作(とか資料集とか)では仄めかされていた程度だったような覚えがありますが、ReBIRTHでは結構直接的な表現となっています。

まとめ

なんだかシナリオ進行のペースが上がってきたような気がします。やはり異聞も含めて話を進めてもらうと、過去の背景が分かって理解がしやすいですね。それにしても登場していないのにヘタレ感が溢れる牧野さん、さすがです。

【感想】SIREN ReBIRTH 20話

SIREN新漫画版、20話

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SIREN ReBIRTH

新生のSIREN

徐々にオリジナル要素が入ってきていまして、中々盛り上がっております。異聞を拾いつつというだけでも大変なので、これはありがたいですねぇ。ということで20話の感想と考察。

20話感想

復活の晃一

旧宮田医院で(文字通り)釘付けになっていた、27年前の異変における主人公的存在であった志村晃一。父・晃が杭を抜いたことで、再び屍人として異界を彷徨うことになったようです。彼のその後は原作では描かれていなかったような記憶がありますので、ReBIRTHではどのような運命となるのでしょうか。

また、彼は「美耶子」を探して彷徨うのですが、彼の言う「美耶子」は27年前の先代美耶子ですね。牧野にずっと語り掛けてきたのも、おそらく先代美耶子でしょう。原作での彼女は宮田医院の地下室に封じ込められ、本作におけるキーアイテムである「うりえん」を宮田に渡していました。はたしてReBIRTHでは何処にいるのやら。

SDKと美耶子

廃屋の中、謎の痛みに苦しむ須田君。警官に撃たれた傷跡などから「赤い水」が体内に浸食し、屍人に変化する途中のようです。屍人化を必死に引き留める美耶子は、原作の割と淡々とした雰囲気とはまた違い、年相応の少女らしく良いですね。

ヘタレ牧野、再び

うっかりやさんの牧野くん、背後から忍び寄った恩田姉の一撃でノックアウト。ちょっと油断しすぎじゃないですかねぇ。これがヘタレたるゆえんか。……まあ、姉とシンクロした理沙が半ば裏切ったようなかたちになってしまったというのもあるのですが。

求導女、覚醒

知子を連れて協会へ向かった八尾は、遂に自分の役割を思い出したようです。羽生田村にまつわる悲劇の原因にして黒幕の彼女ですが、永い時を生きるがゆえに定期的に記憶を飛ばしてしまうという、とても業の深い人間です。今回はここで自分の役割を思い出し、神の復活へと進んでいくことになるようです。

20話考察

須田君と美耶子

幼少期より狭い村の中の一部に隔離されてきた美耶子にとって、もしかすると須田君は初めて出会った村外の人間だったのかもしれません。村の呪いに縛られていない須田君は、美耶子からするととても綺麗で神聖なものに思えたのかも。

躊躇なく自分を守ってくれて、屍人になりつつある今も自分の身を案じて逃げるように言う彼を、美耶子もまた見捨てることはできなかったのでしょう。このあたり、原作では描写が少ない場面ではありましたので、美耶子の感情が理解しやすくなっているように思えます。

また、ここで須田君の中に美耶子の血(=神代の呪われた血)が混じることで、彼は屍人になることのない不死の体となっています。異界ジェノサイダー誕生の瞬間。さらにいえば、(原作の八尾さん曰く)美耶子の血が他人へ輸血された(=盗まれた)ことで、美耶子を儀式の生贄にしても失敗してしまう、ということになるようです。そもそも儀式開始の合図が花嫁の証=初潮であるので、「他人と交わった」ことが失敗の原因となってしまうのでしょう。何時の時代においても、宗教的儀式に処女性は重要なようです。

八尾さんの本性

今回の八尾さん・知子パートの前半、いかにも求導女らしい八尾さんは、現在の八尾さんとしての人格なのでしょう。27年前、澄子として生きていた際の八尾さんも優しい性格だったようですから、本来の彼女はそのような人間だったのかもしれません。人間が生きるには長すぎる時間と終わらない呪いが、彼女から倫理観を消し去ってしまったのでしょうか。

また、彼女が本を拾ったら「目覚めよ」と脳内テロップが流れたシーンがありました。あの本は原作のアーカイブ「信者帳」で、原作でも同様に(屍人文字で)「目覚めよ」と記載されていました。過去の彼女からのメッセージ、かもしれません。

時系列

春海ちゃんがリアカーに隠れているシーンは、以前の先生を待っている場面でしょう。顔見知りであろう八尾さんと知子を見かけても先生の言うことを守ってじっとしているとは、さすが春海殿。あるいは仲の良かった校長先生の変わりようから、他人を信用できなくなっているのかも。

その後、何か爆発音が聞こえたのは、高遠先生必死の大爆発かと思われます。結構距離的に近い場面だったんですねぇ。そういうのがSIRENでは多くて面白いです。

まとめ

登場人物が多いので、整理しながら考察していかないと中々まとまりません。とはいえ基本的に原作通りではありますが。

【感想】SIREN ReBIRTH 19話

SIREN新漫画版、19話

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SIREN ReBIRTH

新生のSIREN

令和最初の異界入りも無事終わりまして、益々の盛り上がりを見せているSIREN。そんな中で絶賛連載中のReBIRTH感想記事、19話です。

19話感想

儀式と姉妹

神代家の人間でありながら村の深部や儀式の真実を何も知らない可哀そうな女性、亜矢子さん。妹に対する態度については色々な思いがあるのでしょうが、実際は結構良い人なんじゃないかと思います。そんな女性が作中では結構悲惨な役回りとなっているのは、まさにSIRENらしいとも言えますね。

妹の美耶子は様々な事情を知っているわけで、そんな妹に対するフラストレーションはかなりあったのではないでしょうか。いくら立場や境遇、育った環境が違うとはいえ。あまり姉妹らしいシーンがないのは仕方ないですが、相互に思いやりの強い恩田姉妹とはちょうど比較になるのかもしれません。強すぎて同調してしまうのも困りものですけれどね。

豹変の須田君

深夜の廃屋にて、身体の痛みと変異する恐怖に襲われる須田君。この辺り、原作ではSDKの意識がないまま美耶子が血を与えていたような気もしますが、その辺りは変更がある模様です。

志村家の人々

化け物になることを拒否して自害したはずが、結局屍人として復活してしまった志村(父)。27年前、先代美耶子を逃がそうとした息子・晃一を探し、遂には対面となりました。この辺りは原作では触れる程度で、異聞と合わせて事情が伺えたのですが、他の異聞ネタと合わせて若干変更しつつも回収してもらえるようです。

19話考察

27年前の逃走劇

志村晃の息子・晃一と先代美耶子の逃走劇は、結局失敗に終わります。その際も(今回と同じく)自分の役目を思い出した澄子(八尾)の暗躍によるものでした。羽生田村を巡る災厄の元凶は彼女であり、彼女が贖罪を続ける限り巡り続けるループ構造がSIRENの世界構造。ReBIRTHでもそれは変わらないようです。

屍人となりかけた晃一は旧宮田医院の棺へと押し込められ、あげく胸に杭を打たれて封印されます。そのまま死ぬわけでもなく半永久的に生き続けるとは、なんとも哀れ。

アイテム回収

過去の澄子が所持していたのは、作中最強アイテムの「うりえん」でしょうか。原作では晃一と同じく旧宮田医院で眠る先代美耶子が所持していましたが、あの後どうなってしまったのでしょう。

あとそういえば、晃一に刺さっていた杭を志村父が持って行ってしまいました。アレは宮田君が対恩田姉妹戦で用いる必殺武器だったのですが、あの扱いも変わるのかもしれません。

まとめ

詳細が徐々に変化しつつあるReBIRTH。志村父、原作では操作キャラとしても敵キャラとしても苦戦を強いられたのですが、だいぶ掘り下げられていますね。今後どのような展開となっていくのでしょう。